北川 達也Tatsuya Kitagawaオフィシャルファンサイト

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神職資格を取得し、神道、仏教、
日月神示などの解説者として活躍。
神示に基いて、世界情勢や人生の本質を
伝えるセミナーを主催。

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『大宇宙の鉄則』の書評
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悪を悪としない「真のミロクの世」を迎える

書名
大宇宙の鉄則 「日月神示」に基づく生き方
著者
北川 達也
出版
コボル
発行
2022年6月1日
価格
1,500円+税
頁数
288ページ
評者
宮村 凌

試し読み

◆ダイジェスト 評者:宮村 凌

本書は、「日月神示」からの予言を改めて再編した北川達也氏が、中でも最も重要である「真のミロクの世」での生き方にフォーカスして構成した一冊です。本書を読むことで、「基本的な心の持ち方」や「キ(喜)」の考え方が理解できるでしょう。そして「大宇宙の鉄則」についての考え方を深められるようになっています。

<<基本的な心の持ち方には「キ(喜)」を理解することが大切 >>
日月神示が示す「真のミロクの世」を迎えるにあたり、基本的な心の持ち方を知っておくことは大切です。心の持ち方として意識するものには「キ(喜)」があります。

『キは、(喜び)ざぞ。』

「キ」は神示の独特な表現記号で、現代の言葉でいえば、やる気や元気、雰囲気などの「気」のことです。それらを合わせた広い意味で「キ」とは「喜び」のことを表しています。「キ」は、神様が生み、人が受けているものです。神様が生んだ「キ」は、すべてのものに流れ込んでいます。ですので、食事や健康、仕事、お金、物などを求める前に「キ」を求め、「キ」をいただくことで「キ」が至り、結果を得られる仕組みとなっています。物に対して心を込めて生かし、使うことが「自分の喜び」と成り、物と自分とが一体に成るのです。「真のミロクの世」を実現させるために、私たちは物を求める前に「キ」を求める、つまり、「キ」を養うような「うれしい」「楽しい」「面白い」「幸せ」「おいしい」「有りがとう」などの言葉を多く用いて生きることが大切なのです。

<<悪を悪としない「真のミロクの世」>>
「真のミロクの世」は、悪を悪としない世の中でもあります。そのためには、善悪ともに抱き参らせる考え方が必要です。世は、陽と陰、そこに「キ」を加えた三元でなくてはなりません。

『陽は、陽のみでは、力、無いぞ。
陰は、陰だけでは、力、無いぞ
陽と、陰とだけでも、動き、無いぞ。
生命の(喜び)、無いのであるぞ。』

陽は陰と和合して初めて新しい陽が生まれるのです。陰は陽を和するものです。そこに「キ」の力が加わって、道となり真実が現れます。人々は、「キ」がある場所でなければ真の愛を得ることはできません。愛は喜び「キ」によって生まれるのです。もし、「キ」が入らなければ悪が生まれます。宇宙は「キ」と「愛」の現れなのです。

「キ」からは、愛と智が生まれます。さらに、智と愛の和合によって、また「キ」が生まれます。「智」とは、物事を理解するための心の作用のことです。神様は私たちに「智」を与えることで「悪を理解できるゆとり」を求められているのです。

現代の世は、善と悪に分けた上で「善」を実行することが良いこととされる世の中です。しかし、悪も元をただせば善であり、神には人が決める善も悪もないのです。つまり、私たちは悪を智に入れて、理解して和合することが必要で、これにより、理屈ではなく「悪を悪と見る境界線」をつくらないようにしなければなりません。
私たちは、人類として同じ血を通わせる同胞です。だからこそ仲良くし、悪をも憎まない心が必要なのです。

悪を取り除くのではなく、「正しく生かし、抱き参らせる」ことで、悪を悪としない「真のミロクの世」を迎えることができ、私たちは「真のミロクの世」の構成員となることができるのです。

◆一言コメント 評者:宮村 凌

本書を読めば、「日月神示」の中で解かれている「真のミロクの世」が何であるのか、その世界が訪れたときの心の持ち方が理解できるでしょう。「悪を悪としない」ことの意味やその実現方法をはじめ、それらは大宇宙の法則であることを知り、「真のミロクの世」をさらに深く理解できるのではないでしょうか。

◆注目の文章ピックアップ(著書からの引用)

・神示でいう「ミロク」とは、ゴータマ・ブッダ(以下、ブッダ)の死後に解かれた仏教の弥勒信仰から拝借した言葉です。

・「言葉」とは、よきことのために使うように、神様から私たちへ与えられている「真の宝」といえるものなのです。

・言葉とは一般的に声に出して言うことや文字に書き表すことをいいますが、私はそれらの前の内なる声も言葉だと考えています。

・現在の、そなたの置かれている環境は、そなたが、つくりあげたものではないか。

・嫌のことより、好ましいことに心を置くことが大切になります。

・現状を足場とする考え方が身についてくると、徐々にではありますが「自分自身の内面に嫌なことが起こる原因が有るから、嫌なことが起こる」という認識が生まれてきます。

・「世のため、人のため」にすることは、「己のため」にも成るのです。

・「我、捨てて」とは、自分自身へのこだわりを無くして、自分のことより、みんなのことを思うことを示しています。

・拝むことは、和すことぞ。

・「拝み合う」ことは、特に、人との関係の中で力を発揮します。

・一言でも、二言でも、より多くの言葉を掛けて、相手が喜ぶような与える言葉を足していきたいものです。

・「大宇宙の鉄則」が始めに有り、キが現れ、愛と真と成るのです。

◆amazonリンク

書名
大宇宙の鉄則 「日月神示」に基づく生き方
著者
北川 達也
出版
コボル
発行
2022年6月1日
価格
1,500円+税
頁数
288ページ

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https://www.amazon.co.jp/dp/4909708049/

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