『日月の未来記』の書評
北川達也オフィシャルファンサイト
2020年から、2029年までが、正念場

- 書名
- 日月の未来記 「日月神示」岡本天明の予言
- 著者
- 北川 達也
- 出版
- コボル
- 発行
- 2021年12月13日
- 価格
- 1,500円+税
- 頁数
- 288ページ
- 評者
- 稲村 響子
◆ダイジェスト 評者:稲村 響子
本書は、画家の岡本天明の手によって意図せず文字を書くという手法にて、世に示された予言書「日月神示」について、深く読み解かれた書物です。現代日本のことを指し示していると解釈された内容に、一度読めばあなたもついのめり込んでしまうのではないでしょうか。
《著者「北川達也」氏について》
本書の著者である「北川達也」氏は1971年10月東京生まれ、國學院大學神道文化学部卒業です。全国約八万の神社を包括する神社本庁から、神職としての学識が認められ、神職養成機関で取得できる最高階位である「明階」を授与されます。神職養成の実習は、三重の伊勢神宮や島根の出雲大社、東京の明治神宮などで修めました。
2005年9月より現在に至るまで、ソフトウェア開発の会社経営を行っています。この目的は、「世のため、人のため」という「神道的な精神」を社会生活の場で実践することにあります。
《2020年から、2029年までが、正念場》
2020年の前後10年が正念場とのことで、既に、立て替え、立て直し、世界の大洗濯がはじまっていると著者はいいます。しかし、打つ手はあると示されているのだそうです。その打つ手とは、世の中の、ひっくり返っている物事が、上、下、グレンと、神様と私たちの力で、「ひっくり返る」ことをいうのだといいます。ひっくり返すのではなく、ひっくり返るのだそうです。
《メディア報道を、信じられる時代は、終わった》
著者によると、多くの人の意見や一部のメディアの報道をうのみに信じていい時は、過ぎたということを示しているのだそうです。今は、自分で、判断力をもち、考えなければならない時代なのだといいます。
《コロナは、大戦に、匹敵する》
この戦は、今までのような、人の殺し合いの戦争ではないと著者はいっています。「家々のすみまで掃除する」や「人の殺し合いばかりではない大戦」とは、コロナ禍のことを示しているのだそうです。また、コロナ禍の大戦とは、精神的な戦いということが示されているとのことです。
《自然免疫力を、大切に、育てること》
著者によると、神様は、人に、自然免疫を与えたということを示しているとのことです。病気を必要以上に怖がらずに、日々、喜ぶことによって、命を育て、自然免疫力を高めて行く道があるということを示しているといいます。
《お人よし》
お人よしの方は、「大切な人や家族を守るために」という理屈に弱いものだと、著者はいいます。まずは、そのような言葉をうのみにすることなく、判断力をもって精査したうえで、受け入れるかどうかの判断が必要とのことです。
《外国では、王が、逆さまに、なっている》
著者によると、現在は、人の幸せを考えている人たちが下にいて、自分さえよければいいという人たちが上にいます。実地に出されないためにも、上の人の改心を願うと、著者はいいます。実地とは、コロナ禍の大戦も含まれますが、主に、天変地異のことなのだそうです。
《私たちに課せられた使命》
皆さまが神示を伝えてくれれば、2022年まで苦しみ、2024年まで、もがき、2026年で、やっと気づくという神の仕組は、大難が小難となり、越えて行けると思うと著者はいいます。特に、神界の紀の年の2024年には、もがくことなく神様をお迎えすることが、私たちに課せられた使命とのことです。
◆一言コメント 評者:稲村 響子
予言書「日月神示」の内容について、現代の日本のことが示されていると本書にて読み解かれています。現代の私たちがどう生きていくべきか、その指針となる重厚な内容に深く考えさせられ、一言一句、つい味わうようにして読んでしまいました。
◆注目の文章ピックアップ(著書からの引用)
・今の私たちには、仲良く、相談し、話し合い、議論し、判断力を養うことが大切なのです。
・辰の年は、2024年のことを示しています。新しき御代の始めですが、もがきのなかの2024年です。それと、2026年で、やっと気づく人もいるのです。なので、神示をよく読むことが大切になります。
・「二二(富士)は、晴れたり、日本晴れ」という言葉は、「このことぞ」ということで、神様は、このような嬉し嬉しの世界を実現しようとしているのです。
・2020年から2026年までの闇の世でした。2020年から2029年までの正念場でした。そして、酉の年、2029年からが真のミロクの世となります。神様は、神の仕組を計画され、ここでお伝えしたような素晴らしい真のミロクの世の実現を願っているのです。
・任せ切ることは、神様を信じる上で、究極の教えだと思います。しかし、ひっくり返っている世の中で、立派な先達はごくわずかにしかいません。まず、任せ切る前に、神示などをしっかりと読んで理性や常識、判断力などを養って、それから先達を探してみてください。
・天明は、晩年、「次の世の型の人は、ほかで出る」と言ったと聞きます。天明は、最晩年、真寿美の家修養会の白山幸宣先生に書画を贈りました。真寿美の家修養会とは、まさに、「大和歌の集団」です。そして、「道、開く、表の終わりの御用」なのです。
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- 書名
- 日月の未来記 「日月神示」岡本天明の予言
- 著者
- 北川 達也
- 出版
- コボル
- 発行
- 2021年12月13日
- 価格
- 1,500円+税
- 頁数
- 288ページ
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