北川 達也オフィシャルファンサイト

喜びの道をひらくために、
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さらに、善き友となりたい

神職資格を取得し、神道、仏教、
日月神示などの解説者として活躍。
神示に基いて、世界情勢や人生の本質を
伝えるセミナーを主催。

Tatsuya Kitagawa

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『天の言霊の道』の書評
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美しい言葉が詰め込まれた、詩集のような一冊

書名
喜びの道をひらく 天の言霊の道
著者
北川 達也
出版
コボル
発行
2024年4月1日
価格
1,500円+税
頁数
144ページ
評者
林 美薫

試し読み

◆ダイジェスト 評者:林 美薫

≪神の国は到来を待つものではなく、私たちの心にすでにある≫
私たちは「神の国」というと、いわゆる幻想の中のものであり、私たちには到底たどり着くことができないものだと考えがちです。しかしながら、古くから人間は仏教でいえば極楽浄土、キリスト教でいえば天国のような世界に憧れを抱き、そこに行くための方法を、宗教などの教えの中に求めてきた歴史があります。

しかし、筆者である北川達也氏は、神の国は別世界ではなく、私たちの心の中にあると説きます。

ただただ喜びに満ちあふれる神の国にいるかのような心の状態にするためにはどうしたらいいのか、その答えのヒントがまさに「言霊」にあります。

≪私たちは喜ぶためにこの世に生きている≫
現代人は、自らに喜びの道を閉ざしていると言われます。
しかし、自ら意志を持って「喜びの道をひらく」と決めれば、そしてその道を歩むと決めれば、人生は大きく変化していきます。喜びが育てられ、悲しみや悩みなどの嫌な思いから解放され、他者の喜びが自分自身の喜びにかわっていきます。
決して迷うことなく、また、間違うことなく幸せの道を歩むためには、10の扉を1つ1つ丁寧に開けてじっくり理解し、進んでいくことが大切となるのです。

≪他者のために祈るには、まず自分が幸せになること≫
本来私たちの人生の目的は、世の元の大神が発している「うれしい」「楽しい」「面白い」「おいしい」「幸せ」「有難う」という喜びの言葉に抱かれつつ喜びの道を歩むことです。そのためにはまず自然に自分の中からその言葉が湧きあがってくる状態に整えることが必要です。
人と比較することをやめて自分の才能を認め、自分の心を縛っている嫌な思いを解消して心の自由を取り戻し、しっかりと夢や目標を持つことができるようにする。それができてこそ、他者を思いやる慈愛の心が湧きあがってきます。
そして慈愛の心を持ち、心から他者のために神に祈れる状態になったその時こそ、喜びの道が目の前にひらかれることになります。

しかし、私たちが苦手とするのが、親を含む周りの人から何気なく浴びせられてきた、理不尽で自分の心の傷となるような言葉の払拭です。
何かをしようとするとふとどこからか聞こえてくる「あなたにできるわけがない」「おまえは運が悪い」のようなささやきは、誰しもが持っていることでしょう。筆者はこれを「不名誉な言葉」と表現していますが、それをいかにして自分の中で書き換えていけばよいのか、どのような言葉に置き換えていけばよいのかがリスト化されており、すぐに活用することができます。
また、精神状態を好転させられる「喜びの呼吸法」もすぐにでも取り入れることができます。

≪自分も喜び、他者も喜ぶ、これが真の喜びの道≫
自分が満たされていなければ、心から他者の幸せを祈ることができません。
どうしても「これだけ祈ってあげたのだから、案じてあげたのだから」と見返りを求める気持ちが湧いてしまいます。それでは誰も幸せになることができません。
まずは自分自身と向き合い、普段の自分の心の動きにもっと敏感になっていくことを心がけましょう。
そして、私たちが当たり前に享受しているような身近なもの、例えば家族や友人はもちろん、水や空気、電気などのあらゆるものに対して感謝を持つことを心がけることが、ひいては心から他者の幸せを祈ることができる自分や、日常の家事や仕事に対して感謝と喜びを抱くことができる自分を作り出してくれるということが、本を読み終わる頃にはきっちり理解できています。

◆一言コメント 評者:林 美薫

美しい言葉が詰め込まれた詩集のような仕上がりで、一の扉から十の扉まで読み終える頃には、喜びの道をひらくための基礎知識から実践的なことまでをしっかりと自分の中に落とし込むことができています。常に手元に置いて何度でも読み返したい一冊です。

◆注目の文章ピックアップ(著書からの引用)

・<世の元の喜びの言葉>「うれしい」「楽しい」「面白い」「おいしい」「幸せ」「ありがとう」

・自分自身に起きることは、内なる言葉からはじまる。よって、起きることは自分自身が呼び寄せたもの。内なる言葉にないものが、外から近寄ることはない。

・人それぞれに、多様で異なる才能を持っている。ひとりとして、同じ才能の持ち主はいない。そのため、この世では、他者の才能を認めることも大切。さらには、喜びを養うために、他者との比較をやめて、自信と勇気をもち、自分自身の才能をも認めよう。

・実際に起きてしまった過去の出来事は、変えられない。一方、過去の出来事の解釈はいくらでも変えられる。自信と勇気をもち、必ず変えられると強く信じよう。

・私たちが夢や目標を定めるとき、実現できるのかどうかの根拠はいらない。夢や目標を実現させるためには、才能や根拠より、まずは夢や目標をもつことのほうが大切。

・現在のいい行いは、未来のいい報いとなる。現在の悪い行いは、未来の悪い報いとなる。未来を見すえて、過去は一切問わないことが大切。

・自分自身の喜びのためだけではなく、世のために、人のために、他者の喜びのために、喜びを養うために、祈りをささげよう。

◆amazonリンク

書名
喜びの道をひらく 天の言霊の道
著者
北川 達也
出版
コボル
発行
2024年4月1日
価格
1,500円+税
頁数
144ページ

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https://www.amazon.co.jp/dp/4909708057

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