北川 達也オフィシャルファンサイト

神道的な生き方を学べば、
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会社経営者でありつつ、神職資格を取得し、
講師としても活躍中。
古代からの伝統に基づいた神道的な生き方を
伝えるセミナーを主催。

Tatsuya Kitagawa

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『祈り方が9割』の書評
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本当にあった? 願いを叶えることができる、「祈り方」のマニュアル~神社での基礎的な作法から「祈り方」まで

書名
祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門
著者
北川 達也
出版
コボル
発行
2018年12月1日
価格
1,500円+税
頁数
288ページ
評者
古沢 秀則

試し読み

◆ダイジェスト 評者:古沢 秀則

 「祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門」という本書は、いかに神様に願いを届け、その願いを叶えて頂けるのかという事が純粋に追及されて書かれています。
 しかもその内容は、伝統的な古来から途切れることなく続く神道であり、単に願い事を叶えるためだけに変則的な参拝手法を勝手に編み出したような他の書籍とは違います。
 どのようにすれば神様に好かれて、どのようにすれば願いを叶えて頂けるのか、その為には神様を知り、神道を知り、神社を知るという事が大切であると書かれています。
 神様、神道、神社の入門書としても正統であると言えます。

 神社の基本的な事を知り、神様の物語も知り、参拝の作法も忘れてはいけません。
 特に参拝の作法については知っておいて損はありません。
 このようにひとつずつ積み上げた先に、願いが叶うものだと私は本書を読んで理解しました。
 私たちはすぐに理(ことわり)を忘れて、結果を先に手に入れようとしてしまいます。
 学習し、努力し、実践しなければ結果が得られないという事は当たり前の事であり、誰もが知っている事のはずです。
 しかしインターネットやスマホなどの便利な器機が登場してきた近年、地道に学んで努力することが軽視され、目標までいかに近道するかという事に焦点が当てられているように感じます。
 本書は「願い事を叶える」という事を通して、正しい努力をすれば必ず成功するという事も伝えてくれているように感じました。

 本書の「第九の扉 神社参りの実践 感謝編」から「第十の扉 神社参りの実践 愛情編」は、実際に神社でお参りする際にどういった内容を祈れば良いのかが詳しく書かれています。
例えば私たちが神社で祈る際、どのような事を神様に伝えようとするでしょうか。

本書から一文を引用させて頂くと、
『「祈り」とは、決して「心の思いを申し上げること」ではなく、「心身を清浄に保って申し上げること」をいうのです。』
とあります。

誰もが拝殿の前に立つと、神様に私欲にまみれたお願い事をしていることだと思います。
もちろん私も同じです。
これは「不浄な願い」であり、神様には絶対に届かないとの事です。
本書ではまさにその事がバッチリと書かれており、今までの自分の祈りがいかに利己的で無駄だったのかを思い知らされました。

 このように本の中では私たちが素でやってしまっている間違いを指摘してくれて、正しい方法を教えてくれます。
穏やかでやさしげな文章なので、読んでいると今まさに神社の境内に向かっているかのような清々しさを感じさせます。

 著者は、國學院大學神道文化学部に40歳で入学し神道について学んだそうです。
神職養成機関で取得できる最高階位の「明階」を取得されています。
ただそのような資格以上に神道についての造詣が深いように感じました。
本書ではただ知識が羅列されているだけではなく、そこに筆者の考えや気持ちが入っているので言葉が薄くありません。
実際にお会いして説明して頂いているような語り口調にも親近感が湧き、それでいて信念のような厳しさも感じます。

 本書は一見するとこねくり回したスピリチュアル本と混同されてしまうかも知れませんが、まったくの別物だと言えます。
神道という括りだけでなく、たくさんの日本人に読んでもらいたいと思います。
また日本人であれば、本書に書かれている内容がきっと理解できると信じています。

◆一言コメント 評者:古沢 秀則

 自分さえ良ければいい、自己中心的、そんな現代の私たちに神社での祈り方を通して忘れていた「当たり前の事」を再確認させてくれる一冊です。
子供の頃はもっと願い事が叶っていたという方は、きっと祈り方を忘れてしまっているはずです。ぜひ、祈りの神髄を本書で確認してみて下さい。私も実践していきたいと思います。

◆注目の文章ピックアップ(著書からの引用)

・「手をかざしたり、さわったりしないとパワーが受けられない」と思っていると、その考えが「思い込み」となり、せっかくのパワーを全身で受けられなくなってしまいます。
神社にみなぎるパワーは、手先だけで受け取れるような小さなものではなく、「全身で受け取ってもあまりあるほど大きなもの」と思います。

・おみくじを引くときにも、「これから、おみくじを引いて神意を受ける」という確信をもって引くことが大切なのは言うまでもありません。

・「祈り」とは、決して「心の思いを申し上げること」ではなく、「心身を清浄に保って申し上げること」をいうのです。

・願いを叶える「感謝の祈り」のキーワードは、「有りがとうございます」です。

・神様は「清浄」を好み、「不浄」を嫌うのです。
「願い」も「清浄」の延長線上になければならないのです。

・不浄な願いとは、「公のことより、私のこと」、「みんなのことより、自分のこと」、「社会のことより、個人のこと」などを第一とする願いです。
清浄な願いとは、「私のことより、公のこと」、「自分のことより、みんなのこと」、「個人のことより、社会のこと」などを第一とする願いです。

・「不浄な願い」は、神様に届きません。
そればかりか、「清浄な斎庭」をけがすことになってしまいます。
逆に、「清浄な願い」は、どのような願いであったとしても、神様に届くものなのです。

◆amazonリンク

書名
祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門
著者
北川 達也
出版
コボル
発行
2018年12月1日
価格
1,500円+税
頁数
288ページ

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https://www.amazon.co.jp/dp/4909708006/

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